高速でタイヤがバースト!原因と防ぐためにできること

高速でタイヤがバースト!原因と防ぐためにできること。高速道路とタイヤを背景に、月1回の空気圧チェックを案内する買取くん

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

高速道路でタイヤがバースト(突然破裂すること)するのは、とても怖いものです。でも、その多くは日ごろのちょっとした点検で防げます。バーストの一番の原因は空気圧の不足で、月に1回ほど空気圧をチェックしておくだけで、危険はぐっと減らせます。この記事では、高速道路でタイヤがバーストする原因と、遠出の前にできる備えを、やさしく整理してお伝えします。

目次

高速道路でのタイヤのバーストとは?

バーストとは、走っている最中にタイヤが突然破裂してしまうことです。ゆっくり空気が抜けるパンクとは違い、大きな音とともに一瞬でタイヤがつぶれるため、ハンドルを取られやすく、高速道路では特に危険とされています。

高速道路で車が止まってしまうトラブルのうち、タイヤに関するものはとても多いと言われています(JAFなどの資料による目安)。スピードが出ているぶん、タイヤにかかる負担が大きくなるためです。逆に言えば、原因を知って前もって手を打っておけば、多くは防げます。まずは原因から見ていきましょう。

タイヤがバーストする主な原因5つ

バーストの原因は、大きく次の5つに分けられます。どれも、日ごろの点検で気づけるものばかりです。

  • 空気圧の不足(もっとも多い原因)
  • タイヤの劣化・ひび割れ・古さ
  • 荷物の積みすぎ(過積載)
  • 縁石への乗り上げや側面の傷
  • 小さなパンクに気づかず走り続けること

① 空気圧の不足(スタンディングウェーブ現象)

もっとも多い原因が、空気圧の不足です。空気が少ないタイヤで高速道路を走ると、「スタンディングウェーブ現象」という状態が起きます。

これは、たわんだタイヤが地面をけるたびに、その変形が波のように後ろへ広がっていく現象です。タイヤが元の形に戻りきる前に次の変形が来るため、ゴムが何度も曲げ伸ばしされて熱を持ちます。その熱でゴムが弱くなり、破裂につながるというわけです。

スタンディングウェーブ現象の図解。空気が少ないタイヤが高速回転すると接地面の後ろに波状の変形が広がり、発熱してバーストに至る流れを3段階で示す

空気圧は目で見てもわかりにくく、少し足りないくらいでは気づけません。だからこそ、あとで紹介する定期的なチェックが大切になります。

② タイヤの劣化・ひび割れ・古さ

タイヤはゴム製品なので、年数がたつと硬くなり、ひび割れが出てきます。溝がまだ残っていても、ゴムが古くなっていると高速走行の負担に耐えきれず、バーストしやすくなります。側面に細かいひびが増えてきたら、交換の目安です。

③ 荷物の積みすぎ(過積載)

帰省や旅行で荷物をたくさん積むと、タイヤにかかる重さが増えます。重い荷物と空気圧不足が重なると、タイヤのたわみが大きくなり、発熱もしやすくなります。荷物が多いときほど、空気圧を適正に保っておくことが大切です。

④ 縁石への乗り上げや側面の傷

駐車のときに縁石へ強く乗り上げたり、側面をこすったりすると、内部が傷んでいることがあります。側面(サイドウォール)はとても薄く、傷が入るとそこから破裂することがあります。ぶつけた覚えがあるときは、早めに見てもらうと安心です。

⑤ 小さなパンクに気づかず走り続けること

釘やネジが刺さって、ゆっくり空気が抜けていることがあります。これに気づかず走り続けると、空気圧不足の状態が続き、バーストにつながります。「最近、片方だけ空気が減りやすい」と感じたら、放置せず点検してもらいましょう。

ここまでの原因と、その対策を表にまとめました。

バーストの原因できる対策
空気圧の不足月1回・遠出の前に空気圧をチェックする
タイヤの劣化・ひび割れひびや硬さを確認し、古いタイヤは早めに交換
荷物の積みすぎ積みすぎを避け、荷物が多い日は空気圧を確認
縁石ヒット・側面の傷ぶつけたら早めに点検してもらう
小さなパンクの放置空気の減りが早いと感じたらすぐ点検

バーストを防ぐためにできること

いちばんの予防は、空気圧を適正に保つことです。空気圧は1か月に約5%ずつ自然に減っていくと言われているため、各タイヤメーカーは月に1回ほどの点検をすすめています。ガソリンスタンドやカー用品店で、無料または数百円でチェックしてもらえます。

ポイント

バースト予防の基本は「月1回の空気圧チェック」です。適正な空気圧の数値は、運転席のドアを開けたところに貼られたシールで確認できます(見つからないときは給油口のふたや取扱説明書に載っています)。空気圧はタイヤが冷えているときに測るのが正確です。

特に、高速道路を使う遠出の前は、いつもより念入りに点検しておくと安心です。次の手順で確認してみてください。

空気圧を確認する

運転席ドアのシールに書かれた数値に合わせます。荷物が多い日や高速に乗る前は、少し高めの指定値に合わせると安心です。

溝の残りを見る

溝がすり減っていないかを確認します。溝が浅いとブレーキも効きにくくなるため、残りが少なければ交換を考えましょう。

ひび割れを確認する

側面や溝の底に、細かいひび割れが出ていないかを見ます。ひびが深い・多いときは、遠出の前に交換しておくと安心です。

傷や異物がないか見る

側面のこすり傷や、溝に刺さった釘・石がないかを確認します。気になるものがあれば、お店で見てもらいましょう。

遠出前のタイヤ点検チェックリストの図解。空気圧・溝の残り・ひび割れ・傷や異物の4項目と、適正空気圧は運転席ドアのシールで確認する点を示す
買取くん

点検はむずかしくありません。給油のついでに「空気圧をお願いします」と一言頼むだけでも大丈夫ですよ。

もしバーストしてしまったら

万が一、走行中にバーストしても、あわてて急な操作をしないことが大切です。急ハンドルや急ブレーキはかえって危険なので、次のことを避けてください。

  • あわてて急ブレーキを踏む
  • ハンドルを急に切る
  • 車を降りて車道側に立つ

ハンドルをしっかり握ってまっすぐ走り、ハザードランプをつけて後ろの車に知らせます。アクセルをゆるめて少しずつ速度を落とし、路肩や非常駐車帯など安全な場所へ寄せて止まりましょう。停車したら、車の外の安全な場所(ガードレールの外側など)に避難してから、ロードサービスに連絡します。

ご注意

高速道路では、車の後方に停止表示板を置き、同乗者もふくめてガードレールの外へ避難するのが基本です。車内や車道側に残るのは大変危険です。落ち着いて、まず身の安全を確保してください。

タイヤの交換費用が気になったら

点検で「そろそろ替えどきかも」と感じたら、早めの交換が一番の安心につながります。新品タイヤは通販でも購入でき、近くの取付店で交換まで頼めるので、忙しい方にも便利です。

「交換にいくらくらいかかるの?」と気になる方は、タイヤの費用診断で概算を確かめてみてください。名前や電話番号の入力は不要です。

よくある質問

高速道路に乗る前は、空気圧をどのくらいにすればいいですか?

運転席ドアのシールに書かれた指定値に合わせるのが基本です。荷物が多いときや高速を長く走るときは、指定値の範囲で少し高めにしておくと、たわみを抑えられて安心です。正確な数値はお車の取扱説明書やお店でご確認ください。

空気圧の点検はどのくらいの頻度ですればいいですか?

各タイヤメーカーは月に1回ほどの点検をすすめています。空気圧は1か月に約5%自然に減るとされているためです。加えて、遠出や高速道路を使う前にも確認しておくと安心です。

溝が残っていれば、古いタイヤでも大丈夫ですか?

溝が残っていても、ゴムが古くなって硬くなったりひび割れていたりすると、高速走行でバーストしやすくなります。溝の残りだけでなく、ひび割れや硬さもあわせて確認し、気になるときは交換を検討してください。

走行中にバーストしたら、まず何をすればいいですか?

急ブレーキや急ハンドルは避け、ハンドルをしっかり握ってまっすぐ走ります。ハザードランプをつけて速度を少しずつ落とし、路肩などの安全な場所へ寄せて停車してください。停車後はガードレールの外側など安全な場所に避難してから、ロードサービスに連絡します。

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※本記事の費用・査定額はあくまで目安(概算)です。実際の金額は車両の状態・時期・地域・店舗によって変わります。正確な金額は必ず各サービスの見積もり・査定でご確認ください。

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この記事を書いた人

クルマの売却・タイヤ・維持費など、車を持つ人の「困った」を、専門用語をかみくだいてやさしく解説しています。買取くん.com 運営者。

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