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車の名義変更(正式には「移転登録」)は、車を売ったり譲ったりして持ち主が変わったときに行う手続きです。買取業者やディーラーに売る場合は、ふつうお店側が代わりに手続きしてくれます。自分で手続きが必要になるのは、家族や知人との個人売買・譲渡が中心です。この記事では、名義変更のやり方を必要書類・費用・手続きの流れに分けて、図を使ってやさしく解説します。
車の名義変更(移転登録)とは?売却時は誰がやる?
名義変更とは、車の持ち主(所有者)が変わったことを国に届け出て、車検証の名前を書き換える手続きのことです。持ち主が変わったのに名義をそのままにしておくと、自動車税の請求や、もしもの事故のときの連絡が前の持ち主に届いてしまいます。トラブルを避けるためにも、持ち主が変わったら早めに手続きしておくと安心です。
手続きを誰がするかは、車の手放し方で決まります。下の3つのパターンで考えると分かりやすいです。
- 買取業者・ディーラーに売る…お店が代行してくれるのが一般的。自分で運輸支局へ行く必要はありません。
- 家族・知人に譲る/個人売買する…原則、自分たちで手続きします(この記事の内容が必要になる場面です)。
- 行政書士に頼む…書類集めや窓口が不安なら、代行してもらう方法もあります(費用は数千円〜が目安)。
買取業者に売るときは、名義変更はお店にお任せで大丈夫です。ご自身で用意するのは車検証や印鑑証明書などの「書類」だけで、運輸支局へ足を運ぶ必要はありません。「手続きが大変そう」と身構えなくても大丈夫ですよ。
なお、車を取得した人は、取得した日から15日以内に名義変更をするのが道路運送車両法の決まりです。実際には少し過ぎても手続きはできますが、税金や保険のことを考えると、早めに済ませておくのがおすすめです。
普通車と軽自動車で窓口・必要書類が違う
名義変更は、車が「普通車」か「軽自動車」かで、行く窓口も必要な書類も変わります。ここを取り違えると二度手間になりやすいので、まず自分の車がどちらかを確認しておきましょう。ナンバープレートが白(または3ナンバー・5ナンバー)なら普通車、黄色なら軽自動車です。
| 比べるところ | 普通車 | 軽自動車 |
|---|---|---|
| 手続きの名前 | 移転登録 | 自動車検査証記録事項の変更 |
| 行く窓口 | 運輸支局(陸運局) | 軽自動車検査協会 |
| 印鑑証明書・実印 | 必要 | 不要(認印でOK) |
| 車庫証明 | 必要な地域が多い | 不要な地域が多い |
| 窓口の手数料 | 数百円(目安) | 無料 |
大きな違いは、軽自動車は実印や印鑑証明書がいらないことです。そのぶん軽自動車のほうが書類が少なく、手続きの負担も軽めです。車庫証明の要不要は市区町村によって異なるため、お住まいの地域のルールを事前に確認しておくと安心です。
名義変更の必要書類チェックリスト(売り手・買い手)
必要書類は、車を手放す「売り手(旧所有者)」と、受け取る「買い手(新所有者)」で分かれます。下の図とチェックリストで、どちらが何を用意するかを確認してみてください。

普通車:売り手(車を手放す人)が用意するもの
- 車検証(自動車検査証)※原本
- 印鑑登録証明書(発行から3か月以内のもの)
- 実印(印鑑登録した印鑑)
- 譲渡証明書(旧所有者の実印を押したもの)
- 委任状(本人が窓口に行かない場合。実印を押す)
普通車:買い手(車を受け取る人)が用意するもの
- 印鑑登録証明書(発行から3か月以内のもの)
- 実印
- 車庫証明書(発行からおおむね1か月以内。必要な地域のみ)
- 委任状(本人が窓口に行かない場合)
- 新しいナンバーが必要な場合は、車の持ち込みも必要
軽自動車の場合(実印・印鑑証明は不要)
- 車検証(自動車検査証)
- 新しい所有者の住所がわかるもの(住民票の写しなど)
- 申請依頼書(普通車の委任状にあたるもの。認印でOK)
- ナンバーが変わる場合は前のナンバープレート
印鑑登録証明書は「発行から3か月以内」のものが必要です。早く取りすぎると期限切れになることがあるので、手続きの日が決まってから取りに行くと無駄がありません。譲渡証明書や委任状の様式は、国土交通省や各運輸支局のホームページから入手できます。
買取くん書類の名前がむずかしく見えても、ひとつずつ集めれば大丈夫。まずは車検証を手元に用意することから始めてみましょう。
名義変更の手続きの流れ
普通車を自分で名義変更するときの流れを、4つのステップにまとめました。軽自動車もおおむね同じ流れで、窓口が軽自動車検査協会になる点が違います。


売り手・買い手それぞれが、上のチェックリストの書類をそろえます。印鑑証明書は3か月以内のものを用意しましょう。
普通車は使う地域を管轄する運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会へ向かいます。平日の日中のみの受付が基本です。
窓口で申請書や手数料納付書を受け取り、記入して提出します。書き方は窓口の案内係に聞けば教えてもらえます。
審査が通ると、新しい名前が記載された車検証が交付されます。ナンバーが変わる場合は、この場でプレートを付け替えます。
名義変更が終わったら、自動車保険(任意保険・自賠責)の名義も忘れずに変えておきましょう。保険の名義がそのままだと、いざというときに補償を受けられないことがあります。
名義変更にかかる費用の目安
自分で手続きする場合の費用は、そこまで高くありません。おおまかな目安は次のとおりです(金額は2026年時点の一般的な例で、地域や条件で変わります)。
| 費用の種類 | 普通車 | 軽自動車 |
|---|---|---|
| 窓口の手数料(登録の手数料) | 数百円(目安) | 無料 |
| ナンバープレート代(変わる場合) | 約1,500円〜(目安) | 約1,500円〜(目安) |
| 車庫証明の費用(必要な地域) | 約2,500円前後(目安) | 地域による |
| 合計の目安 | おおむね5,000円ほど | 1,500円前後 |
行政書士に代行を頼む場合は、これに数千円〜1万円ほどの代行料が加わるのが一般的です。平日に窓口へ行く時間が取れない方や、書類の準備に不安がある方は、代行も選択肢になります。
「うちの車はいくらになるの?」と気になったら、まずは無料の査定シミュレーターで概算をチェックしてみてください。名前や電話番号の入力は不要です。買取店に売れば名義変更はお店にお任せできるので、手続きの手間もかかりません。
よくある質問
- 名義変更は自分でできますか?
-
はい、個人売買や家族への譲渡なら自分で手続きできます。必要書類をそろえて、普通車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会の窓口へ行けば完了します。買取業者に売る場合は、お店が代行してくれるのが一般的です。
- 名義変更をしないとどうなりますか?
-
名義がそのままだと、自動車税の請求や事故のときの連絡が前の持ち主に届いてしまいます。トラブルのもとになるため、持ち主が変わったら早めに手続きするのが安心です。取得した日から15日以内が本来の期限です。
- 軽自動車も印鑑証明書は必要ですか?
-
軽自動車の名義変更では、実印や印鑑登録証明書は必要ありません。認印で手続きできます。普通車より書類が少なく、窓口の手数料も無料なので、手続きの負担は軽めです。
- 名義変更にかかる費用はいくらですか?
-
自分で手続きする場合、普通車でおおむね5,000円ほど、軽自動車で1,500円前後が目安です。ナンバーが変わる場合はプレート代が、必要な地域では車庫証明の費用が加わります。行政書士に頼むと代行料が別途かかります。
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※本記事の費用・査定額はあくまで目安(概算)です。実際の金額は車両の状態・時期・地域・店舗によって変わります。正確な金額は必ず各サービスの見積もり・査定でご確認ください。









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