タイヤを縁石にこすった|そのまま走って大丈夫か見分ける3つの確認

タイヤを縁石にこすった|そのまま走って大丈夫?その場で見る3つのポイントと数日後に出てくる変化を解説

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

駐車のときにタイヤを縁石にこすってしまった。表面のゴムが白く削れただけなら、そのまま走れることがほとんどです。ただし縁石の傷は、その場で見ておきたい点と、数日たってから出てくる変化の2つに分けて考えると安心です。この記事ではその順に見ていきます。

目次

まず、車を安全な場所に停めて見てください

こすった直後は、まず安全な場所に車を停めます。後続車のいる路上でしゃがみ込むのは危険なので、駐車場や広い路肩まで移動してから確認してください。

次のようなサインが出ているときだけは、走るのをやめてロードサービスを呼んでください。自動車保険にロードサービスが付いていることも多く、JAFに入っていれば会員として呼べます。

そのまま走らないほうがよいサイン
  • ハンドルが左右どちらかに取られる
  • 走り出すとハンドルや車体がブルブルと震える
  • 「シュー」という音がして、空気が抜けていくのがわかる
  • タイヤが目に見えてぺしゃんこになっている

反対に、こうしたサインがなければ慌てる場面ではありません。落ち着いて次の3か所を見てみてください。

その場で見る3つのポイント

縁石が当たるのは、たいていタイヤの側面(サイドウォール=タイヤの横の面のこと)と、その内側のホイールの縁です。見るところは3か所あります。

タイヤを縁石にこすった直後に見る3か所の図解。タイヤ側面の削れと繊維の露出、側面のふくらみ、ホイールの縁の変形の3項目を、表面だけなら様子見でよい・走行を控えて交換の相談を・お店で点検してもらう、の判定つきで比較
表面のゴムが削れただけか、布のような繊維が見えているか

こすったところが白っぽくケバ立っている程度なら、削れたのはゴムの表面です。ここまでなら走れることがほとんどです。傷の奥に糸や布のようなものが見えていたら、それはタイヤの骨組みにあたる繊維(コード)です。ここまで出ていると走行を控えて、早めにお店で見てもらってください。

側面がポコッとふくらんでいないか

タイヤの側面を横から眺めて、一部だけ出っ張っているところがないかを見ます。手のひらでそっとなでると、目で見るより気づきやすくなります。このふくらみはピンチカットと呼ばれるもので、見つかったときは交換になるのが一般的です。

ホイールの縁が曲がったり欠けたりしていないか

タイヤの内側にあるホイールも見ておきます。塗装が削れただけなら走りには関わりません。ただ、縁が波打っていたり欠けていたりすると、その隙間から空気が漏れることがあります。お店で点検してもらうと安心です。

見え方ごとの目安を表にまとめました。

見るところ見え方そのまま走ってよいか
タイヤの側面表面が白っぽく削れているそのまま走れることが多い
タイヤの側面傷の奥に布のような繊維が見える走行を控えて交換の相談を
タイヤの側面一部がポコッとふくらんでいる走行を控えて交換の相談を
ホイールの縁塗装が削れているだけそのまま走って差し支えない
ホイールの縁曲がっている・欠けている走行を控えてお店で点検を
空気の入り具合片側だけへこんで見えるその日のうちに空気圧を確認

傷はスマートフォンで撮っておくと便利です。数日後に見比べるときも、お店で相談するときも、写真が1枚あると話が早く進みます。

傷の深さの見分け方は、こちらで詳しく

「この深さなら危ないのか」「もともとある側面の凹凸と、ふくらみはどう違うのか」。傷そのものをじっくり見分けたい方には、別の記事を用意しています。

傷の深さや繊維の見え方を、赤信号(早めに交換)・黄信号(お店で点検)・緑信号(様子見)の3つに分けた早見表を載せてあります。詳しくはタイヤの側面の傷は大丈夫?交換が必要な目安を図解で解説をご覧ください。ここから先は、そのあとの数日間をどう見ていくかの話に移ります。

数日たってから出てくる変化もあります

縁石にこすった当日は何ともなかったのに、数日から数週間たってから側面がふくらんでくることがあります。見落としやすいのは、この時間差です。

タイヤの中には、コードと呼ばれる繊維が骨組みのように入っていて、内側からの空気の力を受け止めています。縁石にぶつけた衝撃で、このコードが切れることがあります。それでも外側のゴムが無事なら、その日は見た目に何も出ません。

切れたところは、空気を支える力が落ちています。走るたびに内側から押されて、その部分だけが少しずつ外へ出っ張ってくる。こうして、あとからコブが現れます。

縁石にこすったあとの変化が出るまでの時間軸を示す図解。当日・2〜3日後・1週間後の3時点で見るポイントを並べ、当日に異常がなくても数日後にふくらみが出ることがあると示す

1週間はひと目、見てあげてください

特別な道具はいりません。車に乗る前、こすった側のタイヤをちらっと見るだけで十分です。

1週間、見るときのコツ
  • 前輪はハンドルをいっぱいに切ると、側面が見やすくなる
  • 外から見える面だけでなく、車体側の面も手をあてて確かめる
  • 初日に撮った写真と見比べると、変化に気づきやすい
  • 走っているときのハンドルの震えや、いつもと違う音にも気を配る

1週間ほど変わりがなければ、ひとまずは落ち着いて大丈夫です。そのあとも給油や洗車のときに、こすった側をちらっと見ておくとより確かです。もしこの間にふくらみが出てきたら、走るのを控えてお店に相談してください。ふくらんだタイヤは修理では戻せないため、交換になるのが一般的です。

買取くん

「あの日なんともなかったから平気」と決めずに、1週間だけ気にかけてみてください。それだけで見落としはずいぶん減りますよ。

空気圧も見てもらってください

縁石に強くぶつけると、タイヤとホイールの合わさった部分がずれて、そこから空気が少しずつ抜けることがあります。ホイールの縁が変形したときも同じです。

この抜け方はゆっくりで、運転していても気づきにくいのが困ったところです。空気が足りないまま走ると側面が必要以上にたわみ、それ自体がコブの原因にもなります。こすったあとは早めに空気圧をみてもらいましょう。

ガソリンスタンドやカー用品店では、給油や買い物のついでに無料で見てもらえるところが多くあります。適正な数値は、運転席のドアを開けたところに貼ってあるシールに書かれています。詳しい手順はタイヤの空気圧、どこで確認する?入れ方を5ステップで解説にまとめました。

交換になったときの費用と、次に選ぶタイヤ

交換となった場合にかかるのは、タイヤ本体の代金と取り付けの工賃です。工賃には、古いタイヤを外して新しいものを組む作業、バランス調整(タイヤの重さの偏りをとる作業)、外したタイヤの処分料などが入ります。車のサイズ別の目安はタイヤ交換費用の相場にまとめました。

傷んだのが1本なら、交換も1本で済むことがあります。ただ、ほかのタイヤがだいぶすり減っていると、左右で大きさに差が出てしまいます。その場合は同じ軸の2本をそろえるようすすめられることが多いので、減り具合を見てもらってから決めてください。

ネットで買って、近くのお店で取り付けてもらう方法

思いがけない出費を少しでも抑えたいときは、タイヤをネットで買って、近所の提携店に取り付けてもらう方法があります。商品選びから取付店の予約までネットで済むので、当日はお店へ行くだけです。タイヤは重いため、自宅で受け取って運ぶ手間がないのも助かります。

うちの車だといくらぐらいだろう、と気になったら、無料のタイヤ費用診断でおおよその金額を確かめてみてください。名前や電話番号の入力はいりません。

よくある質問

縁石にこすった直後、すぐお店へ行ったほうがいいですか?

表面のゴムが削れているだけで、ハンドルの取られや振動もないようなら、その場で急ぐ必要はないでしょう。繊維が見えている、ふくらんでいる、空気が抜けていくといったときは、走行を控えてお店やロードサービスに相談してください。迷ったときは見てもらうほうが安心です。

タイヤは1本だけ交換できますか?

1本だけの交換もできます。ただし、ほかのタイヤの減り具合によっては、同じ軸(前輪どうし・後輪どうし)の2本をそろえるようすすめられることがあります。左右でタイヤの大きさに差が出ると、走りに影響することがあるためです。今の減り具合を見てもらってから決めると安心です。

ホイールについた傷は直せますか?

塗装が削れた程度なら、ホイールの修理を扱う業者で見た目を整えてもらえます。縁が曲がっていたり、ひびが入っていたりする場合は、交換をすすめられることもあります。空気漏れにつながるかどうかは見た目だけではわかりにくいので、まずは点検を受けてください。

側面をこすったタイヤで車検は通りますか?

表面のゴムが少し削れている程度なら通ることが多いようです。繊維(コード)が出ていたり、側面がふくらんでいたりする状態では通らないのが一般的です。合否は検査を受ける現場での判断になりますので、心配なときは事前に整備工場で見てもらうとよいでしょう。

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※本記事の費用・査定額はあくまで目安(概算)です。実際の金額は車両の状態・時期・地域・店舗によって変わります。正確な金額は必ず各サービスの見積もり・査定でご確認ください。

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この記事を書いた人

クルマの売却・タイヤ・維持費など、車を持つ人の「困った」を、専門用語をかみくだいてやさしく解説しています。買取くん.com 運営者。

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